のどかな田園風景が広がる集落です。春から晩秋にかけて、巨大な朝霧が川のように山を流れ下る「風伝おろし」と呼ばれる珍しい自然現象が起きます。花の窟から約14km地点にあるため、本宮道を一日歩く際の目安となる場所です。
熊野灘に向かって吠える巨大な獅熊野灘に向かって吠える巨大な獅子の姿をした岩で高さは25 mあ子の姿をした岩で高さは25 mあります。井戸川上流にある大馬神ります。井戸川上流にある大馬神社の狛犬と伝えられています。
標高415m、伊勢神宮から熊野本宮大社を目指して歩いてきた巡礼者が最後に越える峠です。志古からは長い上り坂が続き、5.8km歩くと中辺路の小雲取越に合流します。
熊野灘の荒波によって削られた海熊野灘の荒波によって削られた海食洞が約1.2キロ続く独特の地形食洞が約1.2キロ続く独特の地形です。遊歩道が大岩壁と海の間です。遊歩道が大岩壁と海の間に設けられ、迫力ある景観を楽しに設けられ、迫力ある景観を楽しめます。
日本の棚田百選のひとつで、大小の水田1,340枚が折り重なっています。1601年には2,000以上の水田がありましたが、過疎化により1992年には530枚まで減少しました。そこで、地元住民の保存活動が展開され、現在の数に回復しました。毎年、30,000円を寄付すると、その年に自分の水田を持つことができるユニークなオーナー制度があり、田植えや稲刈りに参加することができます。また、毎年6月になると虫送りと呼ばれる行事があり、虫を追い払うために松明、太鼓、鐘を持って夜の棚田を歩きますが、その光景が幻想的であることから、多くの人が訪れる夏の風物詩となっています。
風伝峠の麓の後地集落で本宮道と分かれて吉野に向かう北山道にある峠で、石畳が残る道が丸山千枚田へと続きます。標高390mの峠から少し登った展望台からは丸山千枚田を眼下に見下ろすことができます。
尾呂志から矢ノ川へ抜ける標高257mの峠です。東側からは石畳が続きます。伊勢路では唯一、峠で茶屋が営業されています。
標高305mの峠からは熊野灘が一望できます。峠の途中の水壺地蔵には、真言密教の開祖である空海が杖で地面に穴を開けて、水が湧き出たとの伝説があります。西側の登り口には折山地蔵が安置され、周辺は苔むした石畳が残っています。
本宮道は花の窟から熊野本宮大社への近道として、横垣峠、風伝峠、万才峠を経て小雲取越の途中で中辺路と合流する道です。
那智大滝は高さ133m、幅13mと一段の滝としては日本一の落差を誇ります。熊野那智大社の御神体として古くから崇拝され、滝壺のそばには飛瀧神社があります。また、滝を含む周辺一帯は那智原始林として守られ、那智四十八滝と呼ばれる大小の滝からなる修験道の行場が上流にあります。