目の前に世界遺産・熊野古道「浜街道」が広がり、3階のレストラン「ごちそうダイニング」では、その景色を眺めながら新鮮な海の幸・畑の幸が堪能できます。また地場産直売場では、四季折々のみかんや紀州の特産品を販売しています。
雄大な太平洋を臨む七里御浜海岸にほど近い、道の駅パーク七里御浜の駐車場にある観光案内所です。三重県をはじめ、和歌山県、熊野古道のパンフレットを豊富に取り揃えております。ぜひ一度、お立ち寄りください。
本宮道を歩くと多くの柑橘畑を目にします。この地域は温暖多雨な気候と水はけのよい土壌で品質の良い柑橘が広く栽培されています。年間を通して多くの品種が収穫され、主要な特産品となっています。
のどかな田園風景が広がる集落です。春から晩秋にかけて、巨大な朝霧が川のように山を流れ下る「風伝おろし」と呼ばれる珍しい自然現象が起きます。花の窟から約14km地点にあるため、本宮道を一日歩く際の目安となる場所です。
阪本集落の棚田の中にある高さ5mの岩に、一際目立つ石灯籠が建てられています。1813年に寄進されたもので、妙見山の遥拝所です。なお、この阪本集落は紀州犬発祥の地として知られています。
風伝峠の麓の後地集落で本宮道と分かれて吉野に向かう北山道にある峠で、石畳が残る道が丸山千枚田へと続きます。標高390mの峠から少し登った展望台からは丸山千枚田を眼下に見下ろすことができます。
尾呂志から矢ノ川へ抜ける標高257mの峠です。東側からは石畳が続きます。伊勢路では唯一、峠で茶屋が営業されています。
標高305mの峠からは熊野灘が一望できます。峠の途中の水壺地蔵には、真言密教の開祖である空海が杖で地面に穴を開けて、水が湧き出たとの伝説があります。西側の登り口には折山地蔵が安置され、周辺は苔むした石畳が残っています。