観光パンフレットなどが手に入ります。「お伊勢さん観光ガイドの会」のメンバーが待機し、9時30分~15時の間で外宮・内宮を案内します。(要予約)また、無料Wi-Fi、レンタサイクル、ベビーカーの貸出しもご利用いただけます。

おかげ参りの雰囲気が残る内宮の鳥居前町。約800メートルの石畳の通りには、赤福などの老舗和菓子屋や郷土料理を提供する飲食店、土産物店などが立ち並びます。おはらい町という名は、伊勢信仰を各地に広めた御師(おんし)の館が軒を連ね、信徒を泊めたり、おはらいをしたり、神楽をあげていたことに由来します。また、おはらい町の中ほどには「おかげ横丁」があり、50余りの飲食店、伊勢土産物店、体験施設が軒を連ね、伊勢の暮らしや文化を体感できます。

伊勢神宮外宮の入口にある博物館であり、「神様の記録庫」として外宮正殿を原寸大に再現した模型、式年遷宮に関する映像、展示品や技術などを詳しく学ぶことができます。

正式名称は「豊受大神宮」。主祭神は豊受大御神。内宮の天照大御神の食事を司る御饌都神であり、衣食住、産業の守り神として崇敬されています。

正式名称は「皇大神宮」。日本で最も格式の高い神社である伊勢神宮の中でも中心となる神社であり、日本国民の総氏神である天照大御神が祀られています。
ポイント:伊勢路を歩く際は、伊勢神宮とその周辺でゆっくり過ごすことをおすすめします。

外宮から西へ2kmの地点で、道は伊勢神宮を参拝する前に身を清めた神聖な宮川と交差します。1897年、鉄道橋である宮川橋梁と1911年に木橋の度会橋が建設されるまで、渡し舟がありました。多くの掛茶屋が軒を並べて賑わい、柳の木が多いことから、柳の渡しと呼ばれていました。さらに下流には、桜にちなんで「桜の渡し」と呼ばれる別の渡し場がありました。現在では約700本の桜があり、日本さくら名所100選のひとつです。
宮川は全長91km、流域面積920km²の伊勢湾に注ぐ大河川です。その源流は、三重県と奈良県にまたがる大台ヶ原であり、年間4800mmを超える膨大な量の雨が降ります。そのため、洪水が発生しやすく、江戸時代から宮川堤をはじめとして、多くの堤防が築かれました。式年遷宮の御白石持行事で使用される石は、宮川から採集されます。

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